3万円で中古で買ったオリンパスOM-D E-M5 mark II 初日レビュー

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ついに待っていたオリンパスのOM-D E-M5 Mark IIが届きましたので、初日のレビューを書いていきたいと思います。

まずはオリンパスのOM-D E-M5 Mark IIというカメラの紹介から。
OM-D E-M5 Mark IIは2015年2月という5年前に発売になったマイクロフォーサーズ企画のミッドレンジ ミラーレス一眼カメラです。2015年というとα7RIIやCANONのEOS 5Dsなどと同い年です。

OM-D E-M5 mark IIの特徴としては、やはり5軸手振れ補正でしょう。
GoProやDJI Osmo Pocketを日ごろ使っているので手振れ補正に関しては2020年現在物足りなさはあるものの、画質を含めると現代でも十分満足できるような優秀な手振れ補正が搭載されています。

直前まで持っていたLX100やα5100と比較すると手振れ補正は非常に優秀です。

やはりマイクロフォーサーズでF3.5~F5.6では暗い

メインカメラのα7IIがフルサイズで常用しているレンズが50mmF1.4なので、それとの比較という非常にかわいそうな境遇になってしまいますが、やはり暗いです。晴れた日の室内でもISO800ぐらいは最低でも必要です。
少し明るい映像を撮ろうと思ったらISO12800ぐらいまで平気で必要になってきます。

レンズがキットレンズの標準ズームということを差し置いてもISO12800は画質的につらい。

動画の色味は非常にナチュラル

これもGoProやOsmo Pocketなど必要以上にビビッドに誇張するアクションカメラを常用しているが故の錯覚かもしれませんが、非常に色合いはナチュラルです。編集時にどのようにでもカラー調整できるような印象。

解像感はキットレンズでもシャープ

キットレンズにおいてもオリンパスらしいという表現がぴったりのような解像感の高い映像が撮影できます。もちろん解放F値が高いのでISOを上げる必要があり少しそのあたりの良さはスポイルされてしまうかもしれませんが比較的シャープに映像を残してくれます。

動画機能は少し微妙

動画撮影に関してはフルHD24pに対応していなかったり動画モード時に拡大機能が使えない(これ結構致命的)など、やはりおまけとして搭載されている印象です。マイク入力などミッドシップとしての基本装備はあるものの、UIなどはSONYやパナソニックに劣る印象です。

やはり小さいは正義

届いてみて、一番印象的なのはやはり小ささです。
キットのパンケーキレンズを着けるとLX100と変わらない印象の大きさです。
それでいてマイク入力、バリアングル液晶、EVF、ホットシューとセンサーサイズを除いてα7IIにも迫る仕様なので驚きです。センサーサイズを除いてというのは何の参考にもならない情報かもしれませんが。

慣れの問題かもしれないが操作が難しい

マニュアルモード時に絞り、シャッタースピード、ISOが同時に切り替えられないのは少し不便です。ダイヤルが2つしか存在していないので仕方が無いかもしれませんが、そこはSONYに軍配が上がります。

あと、使いこなせていないだけかもしれませんがISO AUTOが選択できない状況の法則が理解できません。
ISO AUTOを選択できない状態が何度かありました。

マニュアルフォーカスは少し辛いぞ

動画撮影時の拡大機能が使えないことやピーキング表示の癖などマニュアルフォーカスレンズで動画を撮影することを考えるとα7IIのほうが圧倒的に使いやすいです。

結論としてサブカメラとしては及第点

そもそもフルサイズのα7IIと比較して不満が出るのは当然で当時の価格も違いますし、現在の中古相場も全然違います。逆に言うと敗北はしたものの比較の土俵には上がれているということ。

ボディ中古で3万円と考えるとそれなりに満足度の高い買い物だったと思います。

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