2022年 カメラメーカー勢力図

Pocket

今回の記事は少し趣向を変えて、2022年現在のカメラメーカーの勢力図を振り返ってみたいと思います。
ミラーレス一眼の時代になって、私がカメラを始めた15年ぐらい前と比べて勢力図も大きく変わってきましたので、まとめてみたいと思います。

これからカメラを始めたい方は参考にしてもらえたらと思います。
賛否両論あると思いますが、ご意見のある方は、ぜひコメントを頂けたらと思います。

1軍 SONY,CANON

なんと言っても一軍はSONYとCANONです。
数年前まではSONyの一強と言っても過言ではなかったのですが、EOS Rシリーズ特にEOS R5の発売からCANONがSONYと並んできた印象です。
フルサイズミラーレス一眼はSONYのα7シリーズ、APS-Cはα6000シリーズ、そしてVLOGカメラのZV-E10、コンデジのRX100シリーズとSONYは死角なしです。

そして最近とても評判が良いのがCANONです。EFマウントの時代はEOS一択といったところでしたが、ミラーレスに乗り遅れSONYにトップの座を奪われた印象でしたが、EOS Rシリーズで再びSONYに追いついたといった印象。

しばらくはこの2強の時代が続くでしょう。

2軍 Panasonic,FUJIFILM

続いて人気なのがパナソニックと富士フィルムです。
動画の撮影に関してはPanasonicのGHシリーズは一時代を築いたといっても過言ではありません。
最新のGH6も非常に評判が良く、SONY、CANONの後ろに続いています。

しかしフルサイズのLUMIX Sシリーズが鳴かず飛ばず。GH6に関しても、その値段ならフルサイズ買うよという価格設定が辛いところ。
α7IVと同じ価格なら、普通はα7を買います。マイクロフォーサーズはレンズが安いので魅力的ですが何度も言いますが、普通はα7IVですね。

そしてFUJIFILMも写真付きには根強いファンがいます。
スチルを取るならFUJIFILMしか勝たんという方も多いのではないでしょうか?

3軍 OLYMPUS,NIKON,PENTAX

フィルム時代には最前線だったオリンパス、ニコン、ペンタックスももはや3軍。
オリンパスは既に映像事業を譲渡しており既に別の会社と言えます。ニコンも何年も前からカメラ事業の売却が秒読みと言われておりフルサイズのZシリーズで逆転できなければ、いよいよといった感じです。

一方でペンタックスは少し事情が違うかもしれません。
リコーという大きな資本力の下で趣味性の高いカメラを作っており独自のポジションを築いています。
シェアから考えて事業として黒字が出ているはずがないと思うのですが、ずっと続いているということは、今後もセールスに影響されることなくブランドが続いていくのかもしれません。ある意味最強かも。

その他 Leica,DJI,GoPro

カメラ業界の中心ではないものの、注目メーカーもあります。

まずはLeica。高級機の印象が強いライカですが、そのブランド力は全ての写真家の憧れ。
シェアは高くないながらも、その地位は確立されたものと言えます。

そしてDJI。ドローンから始まったDJIは、もはやカメラ市場に影響を与える存在となっています。
DJI Osmoから始まり、Osmo Pocketなど他社が真似をするような既存の形にとらわれないカメラを数多くリリースしています。

もちろんGoProも忘れることはできません。そのブランド力は小型カメラは全てGoProと思っている人もいるぐらい。
カメラ好き以外の方のブランド認知度で言えばPentaxやNIKONよりも上かもしれません。

その他にもInsta360や世界一普及しているカメラであるiPhoneを要するAppleもカメラブランドとして無視することはできません。

まとめ

ここ数年で大きく変わってきたカメラ業界の勢力図をまとめてみました。
この先の注目は、やはり最後にご紹介したAppleかもしれません。

唯一カメラ業界を全てひっくり返す可能性(既にか?)を秘めています。
今後のカメラ業界から目が離せません。

Leave a Comment