DJI Osmo Pocket開封レビュー

Pocket

ブレ補正特化型カメラの記事で紹介したDJI Osmo Pocketを発売日に購入しました。
週末に使ってみたので、ファーストインプレッションとしてレビューを書いていきたいと思います。

DJI Osmo Pocket早速開封

DJI Osmo Pocketのパッケージングは綺麗。

まず、箱からして小さい。
そして付属品

付属品は、ケース、ストラップ、ライトニング接続用の端子、USB-C接続用の端子、USB-Cケーブル、マニュアル類。
スマートフォンがMicro USBしか搭載していない人は注意が必要です。

DJI Osmo Pocketの第一印象「小さい!」

やはりとにかく小さいです。Youtubeなどで情報を得ていたので小さいことは知っていたのですが、実際に手にするともっと小さい!
そして軽い。本当に小さくて感覚としては「毎日持ち歩く」というより「いつもカバンに入れておく」という方が正しいかもしれません。

小さめのハンドバッグにiQosと財布とDJI Osmo PocketとiPhone XS Maxが入っています。
DJI Osmo PocketとiQosのサイズ比較
定番のタバコとの比較ですが、紙巻のタバコが手元にないのでiQosとDJI Osmo Pocketのサイズ比較
iPhone XS MaxとDJI Osomo Pocketのサイズ比較。iPhone XS Maxより圧倒的に小さい

DJI Osmo Pocketのブレ補正は正直想定内。でも凄い

実際に撮影してみて感じたことは、手ぶれ補正は想定内です。もちろん私はDJI Osmo Mobile、DJI Osmo Mobile2、Zhiyun Rider-Mとブラシレスジンバルを使い続けているので一般的なユーザーが感じる印象とは大きく違うと思います。いわゆるブラシレスジンバルレベル(とは言っても、これが最強?)の手ぶれ補正です。
ブレるときはブレるし、手持ちで静止していれば全くブレない。いわゆるヌルヌル動画は撮影できます。

DJI Osmo Pocketは繊細な液晶タッチで使いこなすのに慣れが必要

iPhoneを接続すればいいのですが、手軽さからすると本体のみで撮影することが多くなると思います。
タッチパネル液晶が付いているのですが、その液晶が小さく、その小さい液晶の中でスワイプしたりタップしたりの操作を求められます。
中でも上下のチルトに関しては頻繁に使う機能だと思いますが、それをしようとするとメニューが出てしまったり、と全ての操作が繊細なタッチを求められます。

DJI Osmo Pocketとスマホの合体は意外と安定する

これは写真で見ると不安だったのですが、スマートフォンと合体した状態は意外と安定しています。
ジンバルの形状的に、スマホをぶら下げるかと思いきや、実際はめちゃくちゃ軽いDJI Osmo Pocketをスマホにぶら下げる感じです。
比重的に持つときはジンバルではなくスマホ側を持つことになるのですがライトニング端子が破損する心配はないでしょう。

アプリの操作は非常に直感的で物理接続のため遅延もなく快適

GoProやアクションカムDJI Osmo Mobileも同じですが、スマートフォンとはWifiもしくはBluetoothで無線接続するのが一般的です。
しかしDJI Osmo Pocketではライトニング(USB-C)端子で物理的に接続しているので機器とスマートフォン間の通信スピード・容量・安定性共に味わったことのないレベルの快適さです。
今までカメラをコントロールするスマートフォンアプリでサクサク動いた経験がなかったので、これは感動しました。

DJI Osmo Pocketは初期設定が色々微妙?

これは最初の1回だけなので大きなデメリットにはならないかもしれませんが、デフォルトで設定されている設定が微妙です。

最初に起動した状態で撮影できるのは1080p30fpsと、昨今ではあまり使わなくなったフォーマットで撮影を始めます。
動画形式もデフォルトではMP4ではなくMOV形式となっており、これも変更しました。

モーションラプスも5秒ごとの合計2秒分の撮影というInstagramにアップロードしたら4秒以上の動画にしてくださいと言われる始末。

買ったら、まず最初に色々と設定を変更してやる必要があります。

DJI Osmo Pocket初日の総評

初日の総評としては期待値通りのカメラであると言えます。
これはもしかしたら「革命的なガジェット」ではなく少し撮影をグレードアップさせる「iPhoneカメラの代替品」と言った印象でしょうか。

ただし、設定を追い込めば革命的なガジェットに化けるかもしれません。

 

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