4万円以下で選ぶ旅行用サブカメラ
依然として台湾旅行に持っていくカメラを悩む日々が続いています。
前回、PanasonicのLX100をサブカメラとして持って行こうと書きましたが、実はLX100より重量が軽いミラーレス一眼があるんです。
ノーマークだったエントリー向けミラーレス一眼
フルサイズのミラーレス機であるSONY α7IIを所有しているのでエントリー向けミラーレス市場というのは全く無視している状態でした。先入観から自分にとって全く必要のないものと思い、購入候補にもあげていませんでした。
ところが、調べてみると購入しようと思っていたPanasonicのLX100よりも、同じPanasonicのミラーレス一眼であるGF9の方が小さくて軽いということが判明しました。
Panasonic GF9 + ダブルズームキット
まずは、最初に気になったのがPanasonicのGF9です。LX100と比べて少し予算オーバーですがダブルズームキットなので必要のない方のレンズは売却してしまえば、その差額は少なくなります。今回の場合は、単焦点レンズを売却するでしょう。肝心の撮影能力ですが、機能自体はLX100と同等。でもキットでついてくるズームレンズはLX100の方が
しかし、一番危険なのはレンズが交換できること。さらにMFTマウントであること。それが意味するところはレンズ沼への誘惑です。マイクロフォーサーズのレンズが家にポコポコ増えていくのが目に見えています。
Panasonic FG9 スペック
基本:APS-Cミラーレス
重量:336g
中古相場:ダブルズームキットで43400円
特徴:一番軽い。レンズマウントを増やすのは沼への誘い。
SONY α5100 + SELP1650
じゃあ、マウントを増やさなければレンズが増えても問題ないという発想でSONYのILCE-5100ことα5100です。中古であればパワーズームキットで4万円以下で購入可能です。35mm換算で24mm〜75mmと同等。ただし、重量が6gですがLX100より重くなってしまうこと。そしてキットでついてくるパワーズームレンズはLX100のLEICAレンズと比較して、かなり見劣りします。そうなるとLX100と比べて写りが悪く、重いという意味のないカメラになります。標準ズームのF2.8通しなどをα7IIと一緒に持っていくなら選択肢にも入りますが・・・。
SONY α5100 スペック
APS-Cミラーレス一眼
399g
37500円
現在手持ちのEマウントレンズが流用できる。
旅といえば本命!高級コンデジ
やはり、旅行のカメラといえば、コンデジが本命です。
その中でも1インチ以上のセンサーを積んだ高級コンデジと呼ばれるモデルが本命です。これ以下のモデルであれば、正直なところ最新のスマホに買い換える方が写真としてはいいものが撮れるでしょう。
Panasonic LX100
もともと本命と据えていたのがPanasonicのLX100です。4万円という予算の中で見れば画質は最強の部類でしょう。高級コンデジの中でもさらに大きいAPS-Cサイズのセンサーを搭載し、F2.8通しのLEICAブランドの標準ズームレンズを搭載して4K動画も撮れてとてもバランスがいい一台。
APS-Cコンデジ
393g
36180円
4K動画、レンズがいい
Panasonic FZ1000
同じくPanasonicの高級コンデジ。センサーサイズはLX100より少し小さく1インチ。重量は倍以上の831g。でも望遠端が400mmと懸念していた望遠撮影側をフォローできます。旅行で望遠撮影をするシーンは少ないと思いますが、「撮れるんだ」と思っているだけで随分視野が広がります。
1インチコンデジ
831g
42800円
望遠さらに
SONY RX10
一個前に紹介したFZ1000のライバルとなるのがSONY RX10(初代)です。こちらはいわゆる超高級コンデジ発売時の定価で比較すればFZ1000の倍以上の価格である高級機種。FZ1000と比べて望遠端が短いが、200mm以上なんて旅行で使うことは皆無なので、問題ない。4K動画が撮影できないが、GoPro、OsmoPocketを持っていくので4K60pまで撮影できて、その点も心配ない。なにせ古いので価格が圧倒的に安い。当初15万円前後だったカメラが3万円以下で手に入る。
しかし、比較レビューをみるとことごとくFZ1000を推している。スペックや作例をみるとRX10が有利だと思うのだが、写真ではわかりにくいAFや操作性で負けている印象。
1インチコンデジ
816g
28799円
画質最高。望遠