GoPro11 miniを売却してDJI OSMO ACTION4を購入。液晶のないアクションカムはダメだと何度言ったら(略
人は、同じ間違いをなん度も繰り返すもので、以前SONYのアクションカムからGoProに乗り換えた理由にリアルタイムプレビューできる液晶がビデオカメラには必要だと論じました。
それから6年半。人間は忘れてしまうものです。
再び液晶を備えていないアクションカムのGoPro HERO11 Black MINIを購入してしまいました。
当時と違って、私のアクションカムの目的はモトブログの撮影が目的と言っても過言ではありませんでした。
ヘルメットにGoProを装着して、録画しっぱなしで走行するわけです。その使い道では、背面液晶は不要です。
しかし、実際は過言でした。私はオートバイ好きですが、実際にツーリングに行く頻度といったら2ヶ月に1度程度。
その2ヶ月に1度の撮影頻度をメインの用途と錯覚していました。
実際には、家族と旅行に行ったり、犬の散歩に行ったりとGoPro HERO11 Black MINIはオートバイに乗っていないときに撮影されることがほとんどでした。
人間の錯覚とは怖いもので、一番撮りたいものと、一番撮るものというのは別です。
一番撮りたいのは、オートバイに乗った綺麗な景色のツーリング動画です。
でも実際には、室内だったり、犬の散歩だったり日常の風景、いわゆるスナップVLOGがほとんどでした。
そうなってくると、繰り返しになりますが、背面液晶はあったほうがいいです。
もちろん、それだけが理由ではありません。もしかしたらハズレのGoProを引いたのかもしれませんが、とにかくフリーズします。
現在アクションカムはGoPro、DJI、Insta360の3社がトップ3であることは間違いありません。
その3社のファームウェアの中でGoProがぶっちぎりで不安定です。
それでもHERO11 BLACK MINI以外ではバッテリーを抜けばフリーズも解消するのでいいのですが、MINIの場合、そのハードウェアリセットが使えません。
モードとレックの同時長押しという手法は提供されているのですが、それも結局は物理的に電源を遮断しているわけではなくソフトウェアでリセットさせているだけなので、効かないことも多々ありました。
そんなこともありながら、GoProに嫌気が差しDJI OSMO ACTION4を発売日にポチッとしてしまいました。
読んでいるみなさんが気になっているのは比較レビューだと思いますので、本題に入りましょう。
GoPro HERO11 Black MiniとDJI OSMO Action4の比較レビュー
GoProに関しては11世代目、DJI OSMO ACTIONに関しても4代目ということで、できることや性能といったところでは、大差ありません。
期待していることは、どちらもできるし、それに対して大きく差があるということもありません。
正直なレビューとしては、性能・機能・インターフェース、どれをとってもGoProの勝ちです。
GoProの方が使いやすいですし、GoProの方が画質も綺麗です。
OSMO ACTION4は暗所に強いと言っていますが、どちらも暗所に弱いので、大差ありません。
本来なら自分の選択が正しかったというバイアスがかかっている状態でも、そう感じます。
ただし、前提条件としてGoProにバグがなかった場合に限ります。
フリーズさえしなければGoProの勝ちですが、やはりアクションカムの特性上、撮影したいと思ったときにフリーズしててリセットして3分取られる。みたいなことは許容できません。アクションカムじゃなくても許容できません。
Youtube上の多くのレビュアーが画質もGoProが劣ると言っていますが、バイアスがかかったレビューだと思います。
そして、多くのレビュアーが言うように、ソフトウェアが弱くて手放すと言うのは真実です。
DJI OSMO ACTION4は、GoProより画質も悪く、使いにくいですが信頼性の高いカメラです。
GoProもHERO10を使っていた時は、一度もフリーズしなかったので、ソフトウェアではなく、もしかしたらハードウェアの問題かもしれません。
HERO10でもフリーズが頻発するといったレビューもありましたので、やはり当たり外れのあるものなのかなと。
そしてハズレを引いたとしても、我慢できる限界の丁度ライン上ぐらいをギリギリ攻めてきます。
MINIじゃない方を購入していたら、もしかしたらバッテリーを外すことで許容範囲の内側に収まったかもしれません。
また液晶がないことに対する不満もなかったので、今の品質でもセーフだったかもしれません。
と言うことで、DJI OSMO ACTION4に買い替えた話でした。