2020年の今、最初に手にするべきマイクロフォーサーズレンズはこれだ!
先日、マイクロフォーサーズのカメラであるオリンパスのOM-D E-M5 Mark2を購入しましたが、実はレンズ難民です。
一応、マニュアルフォーカス単焦点の25mmF1.8は買っておいたのですが、サブに使う便利なカメラという位置付けのOM-D E-M5 MarkIIがマニュアルフォーカス縛りというのは、本末転倒。便利レンズが欲しいところ。
ということで、今回は最初に手にするべきマイクロフォーサーズレンズについて検討していきたいと思います。
最初はオールマイティなレンズから
一番初めにマニュアルフォーカス単焦点を買っておいて言うのもなんですが、オールマイティなレンズは必ず一本欲しいところ。
実は、またまた故障していて返品したのですが、ボディと同時にキットレンズのパンケーキ標準ズームを購入していました。
その写りはと言うと、お世辞にもいいレンズとは言えません。
ぶっちゃけスマホと大差ないレベル。小差はありますよ、もちろん。
今後のレンズ資産構築計画を考える
レンズには完全下位互換と言うものがあり、上位のレンズを買ったら今まで使っていたレンズが全くのゴミになるという現象が発生します。
パンケーキの標準ズームは小さいから機動力があるものの、厄介なのはF2.8系の単焦点。これはF1.8系の単焦点を買ってしまったら完全なゴミと化してしまいます。今後、どのようにレンズ資産を築いていくのかを計画的に考える必要があります。
ズームなのか、単焦点なのか?
最初に手にするレンズはズームレンズがいいというのが一般的な考え方でしょう。しかし、オリンパスのキットレンズである14mm-42mmという倍率のズームレンズは実は3倍ズームという微妙なズーム域です。これは被写体との距離を1/3に詰めればいいだけの話。具体的には被写体の距離が1mだとすると60cm前に出るだけの話なんです。
これが望遠端であれば10m先の物を撮影するのと30m先のものを撮影するのとで大きな違いとなって現れますが、標準域での撮影であれば被写体との距離は大きくても3m暗いでしょう。となると2mぐらいは近づくことは可能でしょう。
2m近づくことが可能であれば14mmの単焦点を買った方が軽い安い綺麗です。
ということで、広角気味の短焦点レンズがオススメです。
焦点距離はどうする?
さて、単焦点に絞り込まれたところで、焦点距離を決めなければいけません。
ここからは価格との勝負になってきます。
一番便利なのはiPhoneと同じ35mm版換算26mm前後、すなわち13mm前後の焦点距離が使い易いでしょう。もう少し幅を広げて20mm以下から探すことにします。
ボディを買って、同等以上の予算をレンズに回せる人は少ない(本来そうあるべきですが)ことを考えると3万円以下から選ぶことになります。
中古レンズがお買い得
私は新品至上主義でも潔癖症でもありませんので、自ずと中古レンズを購入する機会が多くなります。
新品にするぐらいであればワングレード上のレンズを購入した方がいいと考えます。
ということで20mm以下の焦点距離でオートフォーカス単焦点レンズ、中古3万円以下で買えるレンズラインナップは実は3種類。先に結論から申し上げますとSIGMAの19mmを買いました。それでは対抗機含めてご紹介します。
Panasonic G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014
中古相場15,000円前後
スペックだけ見るとこのレンズが一番いいのですが、Panasonicのライカ以外のレンズは描写があまり好きではありません。
オートフォーカスが少しうるさいのもちょっとなぁという印象。
このレンズを選ばなかった理由はパナライカの15mmF1.7のレンズを後々買うだろうと思っているからです。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
中古相場15,000円前後
オリンパスの短焦点レンズ。先述した15mmF1.7のレンズを今後買う予定となると、17mmという微妙に使いにくい焦点距離のレンズは使わなくなるだろうと想定されます。
SIGMA 単焦点広角レンズ Art 19mm F2.8 DN
中古相場14,000円前後
このレンズを選びました。SIGMAレンズArtシリーズという上位ラインナップであること、オートフォーカスが静かであるということ、15mmパナライカを買ってもゴミになりにくいことというところが決め手でした。
また同じラインナップに30mm、60mmと手に届き易い価格で存在しているのも非常に魅力的でした。
また届きましたら、レビューします。