さよならCANON。メイン機の買い替え

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私は、極端にではないが、ある程度はメーカー・ブランドというものを信仰する傾向がある。
パソコンは20年前からApple製を使っているし、ヘッドホンはSONY、スピーカーはYAMAHAといったこだわりが少しだけある。

今のいまとてiPhone7 Plusの入荷連絡を心待ちにしている。

そんな中でカメラはCANONというのがこだわりだった。
そんなこだわりを一気に打ち崩したのが先日購入したSONY NEX-5RとHDR-AS300だ。

NEX-5Rが気に入りすぎてメインカメラの存在価値が揺れる

激安で購入したNEX-5Rは今までメイン機として活躍していたCANON EOS Kiss X6iのサブ機になる予定だった。
しかし蓋を開けてみるとX6iとは比較できないレベルの動画性能を発揮し(60p撮影ということもあるが)、スチルをあまり重要視していない私にとってX6iが完全にサブ機という扱いになってしまった。

重くて大きいサブ機というのは如何なものかと思い、このX6iを買い換えることを検討し始めた。

30pしか撮影できないAPS-Cの80Dや8000DならX6iと変わらない

EOS Kiss X6iの買い替えとして最初に候補に上がるのは後継機種のX8iかステップアップで8000DやEOS 80Dぐらいであろう。

しかしこれらの機種は今年の発売であるにもかかわらずFullHDでは30pまでしか動画が撮影できない。
それであれば、今のX6iから買い換える価値は無いと思っている。60pでの撮影は3年前にNEX-5Rが到達している領域である。
実機を触ったこともあるが、確かにAFは速く正確に追従してくれる。だがしかし、それはX6iとの比較であってGH4やα7Rとは比較にならない。

先にも触れたが、CANONでは動画性能がSONYやPanasonicに追いつかない。

中古のEOS 5Dmk2を候補に挙げる

次に候補に上がったのはEOS 5Dmk2の中古ボディーだった。
いつかはフルサイズの一眼が欲しいと思っていたこともあり、5Dmk4が発売されて単なるカメラ好きでも視野に入るところまで価格が下がっている。

しかし、ほぼ静止画を撮影しない私にとって5Dmk2はオーバースペックというより方向性が違う。
一応、フルサイズ機ならではの高画質の動画が撮影可能ではあるが、いくら色が綺麗であっても背景がぼけていても、もう30pの世界には戻れない。

CANONのレンズ群が足を引っ張る

買うべきカメラはキヤノンではないことは明確であるが、冒頭にも書いたようにブランド信仰が多少あるのと、4本のEFマウントのレンズが足を引っ張る。
当然だが、現状うちにあるレンズの大半はキヤノンのEF/EF-Sマウントのものである。

これら4本のレンズがキヤノンのボディーを生やそうと必死になって説得にかかってくる。

数年前に雑誌の見出しにあった「α7はEFレンズを一番綺麗に描写するボディ」という評論を思い出す。

なんの雑誌だったか記憶が定かではないがα7が発売された頃に「α7はEFレンズを一番綺麗に描写するボディ」という衝撃的な見出しを見て心を奪われた記憶がある。
この記事を思い出し、CANONのボディ無しでEFレンズを買い揃え続けるという邪道を進むけついをした。

さようならキヤノン。いつかEOS 5Dmk4を買う日まで。

となるとSONYのαでEFレンズの資産を活かす

ということで、そもそものきっかけであったSONYのαに買い換えることにした。
ずっとキヤノンの情報には耳を傾けていたが、SONYのカメラの情報がない。

次回へ続く

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