【GoPro HERO7】手ブレゼロ時代到来!2018年ブレないカメラを全て紹介【DJI Osmo Pocket他】

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今年のアクションカメラ業界ではブレ補正というのがキーワードであることは間違いありません。
2017年まではSONYの独壇場だったヌルヌル動画を撮影できるカメラが各社からラインナップされるようになりました。

その中でも話題のカメラを比較紹介していきましょう。

GoPro HERO7 Black

アクションカメラ業界で最もメジャーなGoProの最新フラッグシップモデルであるGoPro HERO7 BlackもSONYのアクションカムと同等のヌルヌル動画を撮影できるようになりました。
画質はトップレベル。TVの撮影などでもよく使われる最高画質です。SONYと比べてカラーグレーディングなど後処理がしやすい色味になっておりプロにも好まれています。

GoPro HERO7 Blackの特徴は?

GoPro HERO7 Black独自機能タイムワープ

タイムワープという動きながらタイムラプス映像を取ってしまおうという機能です。
タイムラプスは対象物が固定されているから成立する訳で、今までのタイムラプスは手持ちでの撮影というのは全く訳のわからない映像になってしまいます。
しかし、GoPro HERO7 Blackの強力な手ぶれ補正によって画角をある程度固定したままタイムラプスが撮れるというプロでも難しい撮影ができてしまいます。

こんな人はGoPro HERO7 Blackを選べ!

とにかくスタンダードで弱点がありません。初めてのアクションカメラを選ぶのであればGoPro HERO7 Blackを買っておけば間違いありません。逆にいえば、これといった特徴がありませんので、初めて見るような動画を撮影することは難しいかもしれません。スポーツ、日常のスナップ、旅行、ペットなど色々なものを撮りたい場合はGoProを選ぶといいでしょう。

手ぶれ補正方式:電子手ぶれ補正
価格:¥53,460円
手ぶれ補正レベル:★★★★☆
画質:★★★★★

SONY FDR-X3000

SONYのFDR X3000は2016年の6月に発売されたSONYのフラッグシップアクションカムです。
既に発売から2年半経過しているとはいえ、今もなお現役で戦えるほどの実力の持ち主です。
安心のSONYブランドなのでSONYが好きな方はこの機種を選んでもいいでしょう。

SONY FDR-X3000の特徴は?

SONY FDR-X3000の特徴は何と言ってもビデオカメラで培った空間光学ブレ補正です。
画角を削ることなくカメラのレンズが物理的に動いて映像のブレを抑える仕組みになっています。

こんな人はSONY FDR-X3000を選ぶべし!

映像を外部に遅延なく飛ばすことができる別売りのリモコンが優秀で、ヘルメットやバッグなどにカメラを固定して撮影する場合は

手ぶれ補正方式:空間光学ブレ補正
価格:¥54,250円(ライブビューリモコン付き)
手ぶれ補正レベル:★★★☆☆
画質:★★★☆☆

Insta 360 ONE X

Insta360 ONE Xは360°カメラのパイオニアであるInsta360の最新フラッグシップモデルです。
360°の画角の中からブレない映像を切り出すので、どれだけ振り回しても、ブレは発生しません。
逆に360°撮影しても5.7Kしか画質がないので普通の動画を切り出してしまうと解像度が下がってしまいます。

Insta 360 One Xの特徴は?

360°の画角から電子的にブレ補正を行うので物理的にブレ補正の限界がありません。
電子手ブレ補正の仕組みとして、撮影した映像の中から切り取ってブレてない映像を合成するという仕組みです。
そのため、切り取っている撮影映像より大きくブレると当然対応できずブレが発生してしまいます。
しかし360°撮影していればブレが撮影映像を越えることが物理的に発生しないため死角無しの最強ブレ補正になります。

電子手ぶれ補正の仕組み。画角を切り取ってブレていない箇所を合成する。

手ぶれ補正方式:360°電子ブレ補正
価格:¥52,300円
手ぶれ補正レベル:★★★★★
画質:★★☆☆☆

DJI Osmo Pocket

こちらが2018年のダークホース。スティック状のビデオカメラでDJI OSMOの小型版「DJI Osmo Pocket」が突如発売されました。
以前、DJI Osmo Mobileを使っていたのですが、やはり筐体の大きさがネックでほとんど使用することなく売却してしまいました。
そんなDJI Osmoの弱点である筐体の大きさを完全にカバーしてDJI Osmo Pocketを発売してきました。

DJI Osmo Pocketの独自機能は?

アクティブトラック

顔認証すれば、その顔を自動で追い続ける、顔以外でも対象物をカメラに設定すれば、それを追いかけ続けるという自動追尾首振り機能アクティブトラックが搭載されています。

モーションラプス

タイムラプスを緩やかに動かすというモーションラプスも今までは複数の機材を組み合わせないと撮影できないものでした。
DJI Osmo Pocketなら、これ一台で撮影することができます。

こんな人はDJI Osmo Pocketを選ぶべし!

一人での撮影が多い場合はDJI Osmo Pocketを選ぶといいでしょう。なにせ、一人で自撮りしてパンできる機材は他にはありません。
また動きがロボットのようなので新しい物好きの人は、その存在感に満足できると思います。

手ぶれ補正方式:ブラシレスジンバル
価格:44,900円
手ぶれ補正レベル:★★★★☆
画質:★★★★☆

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