エントリーモデル登場 GoPro HERO2018 なんと26,000円

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今回も突如として発表されたGoPro HEROです。今までのGoPro HEROと比較するために今回はGoPro HERO2018と呼ぶことにします。

GoPro HERO2018はどんなカメラ?

GoPro HERO2018は以前にもラインナップされているエントリーモデル版のGoProということで非常にお求めやすい価格で本物のGoProを購入することができます。
予算の関係で中華アクションカムを選ぼうとしていたのであれば、非常に魅力的な選択肢となります。

では、GoPro HERO6 BlackやGoPro HERO5 Black、GoPro HERO5 Sessionとどのように違うのか見ていきましょう。

4K撮影機能がカット

GoPro HERO2018の特徴といえば、一番大きいのが4Kビデオがサポートされない点でしょう。
GoProといえば民生用ビデオカメラの中でも早くから4K撮影をサポートし続けていました。
今回は廉価版という位置付けのため、4Kの動画撮影ができません。

とはいえ1440pの撮影をサポートしているため普通に今は十分でしょう。

Karmaドローンに非対応

これはエントリーモデルのGoProを手に入れようと思っている方には、あまり影響はないかもしれませんがGoProの純正ドローンであるKarmaに対応していません。

サイズ・外観はGoPro HERO6 Blackを踏襲

サイズや外観に関してはGoPro HERO6 Blackを踏襲しています。遠くから見たら、どちらのモデルなのか全く判断できないでしょう。

マイク入力なし

HERO5 BlackやHERO6 Blackはアダプターを使用して外部マイクを使用することができますが、GoPro HERO2018ではそれができません。
GoProのマイクはチープなのでメインカメラとしてしようするのであれば外部レコーダーが必要でしょう。

ProTune非搭載

細かく画質をコントロールできる機能であるProTuneが搭載されていません。
GoProだけで軽くスナップを撮影するだけであればGoProの撮影した色や明るさに従うしかありません。

手振れ補正はHERO5 Black相当

GPS非搭載

こちらは地味に辛い機能制限ですがGPSが搭載されていません。
使用するアクティビティによっては、具体的にはモータースポーツやサイクリング、飛行系(スカイダイビングなど)では大きなハンデになることでしょう。
逆にスナップだけであれば、全く関係ないかもしれません。

GoPro HERO2018の画質はどうなの?

さて肝心の画質ですがいくら安くてGoProそっくりでも画質が中華アクションカムの画質と同等であれば、その価値はありません。
実際に撮影した画質を見てみると、GoPro HERO6 Blackと比較するとダイナミックレンジが小さいような画質になっているため黒つぶれ・白飛びが多く感じられます。

ただし、SJカムをはじめとする中華アクションカムよりは高画質な描写となっています。
比較すれば、その画質差は一目瞭然ですが、比較しなければ高画質なアクションカムの部類に入ると思います。

GoPro HERO5 Blackと比較してGoPro HERO2018は買いなのか?

現在、GoPro HERO5 Blackの価格はAmazonで32,315円です。
その価格差は6,235円。定価ベースの37,000円であれば価格差11,000円ですのでHERO 2018は買いかもしれませんが実売価格が下がってきていることを考えるともう少し頑張ってGoPro HERO5 Blackを買ったほうがいいでしょう。

GoPro HERO2018をGoPro HERO5 Blackと比較して優っている点は価格以外には何もありません。

しかも現状公式サイトでは26,000円と表記されていますが、正規代理店の発表によると29,800円という情報も飛び交っています。
29,800円であれば価格差は3,215円。この価格差であればよほどの理由がない限り新しいGoPro HERO2018は買うべきではありません。

ただし、Amazonなどで販売されるときに実売価格が23,000円を下回っていたら購入の価値もあるでしょう。

同価格帯のSONYアクションカム HDR-AS50とGoPro HERO2018を比較する

ではGoProシリーズとの比較ではなくSONYアクションカムHDR-AS50と比較した場合、新しいGoPro HERO2018はどうでしょうか?
答えはGoPro HERO2018の完全勝利です。

HDR-AS50は少し古くSONYアクションカムの最大の魅力である空間光学ブレ補正が搭載されていません。
SONYのアクションカムでGoProと戦えるのはHDR-AS300以上のラインナップです。狭いところにカメラを挟みたいなど形状的な理由がない限りHDR-AS50を選ぶ理由はありません。

Sessionシリーズが公式ラインナップから消えている

もう一つ特徴的なラインナップ変更があり、GoPro Hero5 Session、GoPro HERO Sessionが公式サイトのラインナップから消えています。
小型のGoProが欲しい場合は、在庫があるうちに購入しておく方がいいでしょう。
また、HERO Sessionが消えているということは2万円を切る価格で購入できるGoProブランドの製品がなくなるということ。
GoProが欲しいが予算をできるだけ抑えたいという場合は、今のうちにGoPro HERO Sessionを購入しておきましょう。
ただし価格差3000円なのでHERO Sessionより4K撮影やボイスコントロールに対応したHERO5 Sessionを頑張って購入することをオススメします。

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